1・東洋医学的治療と西洋医学的検査法の併用
不妊症。この言葉を聞いただけで辛くなる人も多いと思います。
不妊症。幸せな家庭を築きたい人にとって、なんと大きくのしかかる問題でしょうか。私も、近年に至るまで、こんなに多くの人が不妊で悩んでおられることを知りませんでした。しかし、不妊症に鍼灸が効果的である、という話を聞き、子供大好きの私としては、1人でも多くの方々に子供を持つ歓びを知って欲しいと、勉強と研究を重ねて参りました。そこで、多くの方の手助けをして、ここにこうしていろいろなケースを発表できるようになってきました。どうか、もっともっと、多くの方に赤ちゃんを授かって欲しい。これが私たちの願いです。
不妊治療で、もっとも大切なのは、生理を整えることと排卵日を予測することです。良い生理になるために、基礎体温の計測をお勧めしています。基礎体温から、様々な事が読みとれますが、主に、
・生理周期が25日以上であり、
・高温期が出来る限り2週間持続し、
・その高温期が、安定していること
といった状態を目指します。これと併用して、いわゆるタイミング療法を行います。その為には、排卵日を予測することが大切です。そこで使用するのが排卵日検査薬です。LH(黄体形成ホルモン)というホルモンは周期的に大量に分泌される時期がありますが、これをLHサージと呼びます。このLHサージから、12時間ないし40時間以内に排卵されるので、このサージを捉えることが大変重要な意味を持ちます。検査薬により、そのサージが捉えられれば、基礎体温のみで排卵日を予測するよりも遙かに高精度な排卵日予測が可能になるわけです。しかし、医師が行うエコーによる卵胞観察に比べると、やはりヴィジュアルでないので不確定とも言えますが、その時に産婦人科を受診できない場合には、基礎体温からのみの予測に頼るよりは、遙かに精密な方法と言えるでしょう。
排卵日予測は、数回の尿検査で判定します。これは自宅でおこなってください。そしてそれ(LHサージ)が陽性に出たら、その時点から、12時間後くらいに一度、そして、40時間後くらいにもう一度の性交渉を持てれば、理想的です。
その次は、当然、妊娠判定となります。その検査試薬もこちらでお渡ししますので、性交後、約10日程度で判定することになります。この試薬は、一般薬局で売られている物の約2倍の感度があり(ISO(国際標準機構)、
FDA(アメリカ厚生省)認証済)、生理が遅れたのを確認するまで待つ必要はありません。これも、自宅での簡単な尿検査で判定します。
これで、めでたく陽性となれば、産婦人科を受診して頂きます。その後は、半数以上の方が流産防止の治療を継続されています。現在、各試薬
これら一連の治療経過も、常に産婦人科の治療と併用されていても、なんら差し支えはありません。その際は、試薬などが不要な場合もあります。
2・西洋医学的治療と東洋医学的治療の併用
不妊症には様々な原因があります。その中で、鍼灸治療が特に効果的なのが、いわゆる「機能性不妊」と呼ばれるものです。炎症や病変が確認できないにもかかわらず、何故か妊娠に至らない、というケースです。西洋医学的治療には、タイミング療法、ホルモン剤投与、人工授精、体外授精といった段階がありますが、これらの各段階で有意に鍼治療の効果が確認できる場合が多々あるのです。授精、着床、胎盤形成、と進む中で、越えなければならないハードルはたくさんあり、かつ受精卵に何らかの問題がある場合もあり、実際には、スムースに進むとは言い難いのが実際です。しかし、例えば、体外授精などで、鍼治療を併用した場合、妊娠率が非常に高くなるのはすでに実証されており、全てのステージで鍼灸治療を試してみる価値は十分にあると言えます。そういった意味でも、産婦人科での治療と鍼灸治療を併用される事をお勧めします。
しかも近年、不妊症に対する鍼灸治療は欧米でも盛んに行われつつあります。
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不妊で鍼治療に人気―米国 【ロサンゼルス】出産の高齢化に伴い不妊症が増えている米国で、鍼(はり)治療による不妊症治療が人気を集めつつある。
米産婦人科学会によると、子供を生む努力を1年続けても子供が生まれない米国の不妊夫婦は300万組存在するとされる。一般的不妊治療としては、夫の精子を試験管で卵子に受精させ、受精卵を子宮の中に入れる体外受精が多いが、これでも成功率はかなり低い。
ところがこうした不妊治療に加えて、鍼治療を平行して行うと、妊娠率が極めて高くなるという研究結果が出ている。2002年にドイツの不妊治療専門が行った調査によると、一般的不妊治療を行っている女性が、鍼治療を平行して行うとその42%が妊娠したという結果が、専門誌に発表されている。
スタンフォード大学の診療所で鍼治療を行っているデミング・フアン氏は、こうした研究発表が出された頃から、不妊治療で鍼治療を受ける女性が急増するようになったことを明らかにしている。ヒット作「セックス・アンド・シティ」の人気女優シャーロットさんが、不妊で鍼治療を受けているというニュースも、そうした傾向に拍車をかけている。
鍼治療の効果についての医学的解明はまだ十分にされているとはいい難いが、東洋医学では女性ホルモンの分泌や「気」の流れを良くすることなどが、不妊治療に役立つことを昔から説いている。
西洋医学的不妊治療を行う専門医なども最近は、鍼治療を平行して受けるように女性患者に勧めるところが増えているという。西洋医学界にはまだ懐疑的な目でみる向きも多いが、実際的効果は否定しようがなく、不妊治療の重要な施術として鍼治療が定位置を確保するのも時間の問題だ。
2005/7/11 15:43(Sekai Nippo)
配信元・(C)Sekai Nippo Co.Ltd(1975-) Tokyo,Japan.
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日本では、古くから行われている鍼灸治療は、肩こりや腰痛といった整形外科的な疾患に対する物理療法的な固定観念が強すぎて、新しい分野における認知は、実は欧米の方が進んでいると言えます。ドイツ人の患者さんが「先生、ドイツで開業したら、大金持ちになるわよ」などと冗談めいて仰っていたのが印象的ですが、上のリポートを読むとまんざらではないのかな、などとうなずいてしまいます。
日本においても、先進的な不妊専門外来クリニックでは、鍼灸治療を取り入れているところが見られます。当院でも、平成16年より、産婦人科での治療を行っています。東西医結合(西洋医学と東洋医学が互いの長所を生かして融合してゆくこと)は、ひょっとしたら産婦人科領域で最も進んでいくのかも知れません。
では、不妊症に鍼灸治療がどのように作用するのでしょうか。授精そのものを左右できない以上、例えば、良質な卵子(卵胞)の形成、内膜の養生、着床後の速やか且つ良好な胎盤形成、妊娠中の様々な愁訴の緩和、などにより、授精から出産までの経過をトータルにサポートできるように思われます。それに関しては、異論があるかも知れませんが、我々はそれらを証明する検査法を持たないし、あくまで症例を積み重ねていくしかありません。治療方針は、当院独自の婦人科の基本経穴を使います。これは症状、不妊治療の段階、時期、生理周期によって細かく変化させることがあります。それに加えて、不妊に至る原因や他の愁訴で、鍼灸で除去緩和できるものはその治療も並行して行います。
妊娠に至った皆さんのデータが揃っているわけではありませんが、下記の基礎体温表も参考にして、以下の症例をご覧下さい。
症例1・生理不順、妊娠希望、他・Iさん・26才・看護師
・初診時(H12/11/27)筋緊張性習慣性頭痛・腰痛・肩こりで来院。当初生理不順の訴えはなかった。
偏頭痛の治療は、徐々に良好であったが、年度末に看護婦を結婚退職され、その後頭痛はなくなる。
しかし、治療されていた時の全身調整が効を奏して、治療中は生理不順が治っていたが、しばらく治療から遠ざかり、Y酒を飲んで再び生理不順に。
・ 結婚し「妊娠を希望するが、うまくいかない」とのことで、体調と生理を整える事を目的に治療再開(H14/2/8)。
・看護師の仕事再開されていたこともあり、腰痛、股関節痛、肩こり、等を週1度で治療しつつ、生理は徐々に順調に戻ってゆく。そしてついに妊娠が確認される(H14/9/17)。
・妊娠中は腰のだるさなどで時折来院。少々難産気味であったが正常分娩で無事ご出産。
症例2・流産防止・Jさん・28才・英会話教師
・オーストラリアの方。流産後の体の調整と、再妊娠の希望及び流産の防止で来院(H14/3/30)。
・流産の後、生理不順がひどく(40〜74日周期)、体調も悪い。このまま妊娠しても、また流産するのでは、という不安が大きい。
・治療開始後、バルトリン腺嚢腫で入院(2日間のみ)。腺除去手術。
・治療開始後1ヶ月で、妊娠確認。以後、臨月まで、流産防止の治療、及び妊婦さん向けマッサージ。
・無事ご出産。年賀状には一人増えた家族の写真をいただいた。
・その後、しばらくしてお見えになったのだが、次の妊娠でまた流産したとのこと。従って、次も最初と同様の治療とし、妊娠後も鍼治療を続け、めでたくご出産された。
この方の場合、鍼灸治療をしなかった2回の妊娠はいずれも流産し、鍼灸治療をした2回の妊娠は流産せずにすんだ、ということになった。これを偶然とみなすか、鍼灸の効果とみなすか、が判断の難しいところだが、鍼灸が有効に作用したと考える方が、自然であろうと思う。
症例3・不妊症・Nさん・39才・主婦
・3人目の子供が欲しいが出来ない。産婦人科で左卵管閉塞と診断。鍼治療を週2回のペースで開始したが、最初の排卵で妊娠確認。ご本人もご主人もとにかくビックリされた。
症例4・不妊症・Nさん・34才・会社員
結婚8年で、排卵誘発剤などを使ってきたが、赤ちゃんが出来ない。H15年11月から再度不妊治療を受けているがうまくいかない、とのことでH16年3月に来院。しばらくは、産婦人科の治療と併用して行う。来院は週1回以上。薬剤の副作用がつらいのと、両方の通院が負担であるので、当方に相談無く、6月に産婦人科の治療を中止された(下表↑頃)。が、その後徐々に高温期と低温期が明確になり、良好な生理となり、9月に妊娠確認。予定日は翌年の5月。妊娠確認後は、腰痛や足のむくみで、中期まで鍼灸とマッサージを受けられた。
この方はとても印象的だった。生理が遅れたので、検査試薬で検査してくださいと申し上げたのだが、次の来院時には「あ、忙しくて忘れちゃいましたぁ」とのお返事。次もその次もそんなお返事。しかし、下腹部を触診すると明らかに子宮が固くなってきていたので、「ちゃんと検査してくださいよぉ・・・。」とお願いして、やっと検査して確認できた。この「のんびりリズム」が良かったのかも、、、と思える。苦笑。

症例5・不妊症・Tさん・36才・会社員
・当院来院まで、人工授精5回、体外授精3回を経験されていた。体外授精では、採卵出来る卵胞のグレードが上がらず、しかも、授精させても卵割が進まず、胚移植できない。次の体外授精を最後と決めて、それまでに鍼灸治療でコンディションの向上と良好な卵胞形成を期待して来院。そして、とうとう体外授精の日を迎えた。その時に頂いたメールが最も結果を端的に表しているので、そのまま掲載する。
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☆経過報告☆「こんにちは。いつも有難うございます。 心配していただいていると思い、途中報告いたします。土曜日に、HCGとプロゲストンという注射を打ちに行きました。(この世の中で一番痛いんじゃないかと思うくらい痛いです。採卵日にも打ちましたが、今たんこぶみたいに腫れてとても痛いです)
受精確認すると採卵した卵8個のうち6個受精したとのことでした。グレードはまだわからないということです。
前回は9個のうちたった2個しか受精しなかったので、これだけでもすごい成果!と喜んでしまいました。(先生のおかげです♪) しかし、胚移植はできることやら・・・。明日のお昼まで、ちょっと悶々としてしまいそうです。
明日、取り急ぎメールで結果ご連絡したいと思っています。どうか胚移植後、先生のお世話になれますように・・・。 」
☆結果報告☆「こんばんは。結果報告いたします。 本日2個移植し、1個凍結保存いたしました♪
グレードは移植できる6段階の中では一番下のランクでしたが、以前の受精卵とは雲泥の差!でした。担当の先生も「以前とは比べ物にならないなー!」と嬉しそうでした。ひとまずホ・・・です。また移植報告書をお持ちしたいと思います。
それでは、ご心配いただき、有難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。
悲しいかな、この方の妊娠はならなかった。しかし、鍼治療開始後の結果が今までで一番良かったので、次のために準備中。
症例6・不妊症・Kさん・35才・会社員
・当院来院までに、人工授精を十数回行われていたが、全て無効で、体外授精を行うにあたって体調を整える意味で来院。来院後約1ヶ月で採卵(9個)で3個受精卵が出来た。胚移植の日に体調を崩し、移植延期、授精卵は凍結保存とした。次々回の生理後に移植することになる。しかし、2回目の生理がなかなか来ない。微熱が続く。そしてある日、「先生出来ました」と。私は、一体何のことかわからず、「え?胚移植・・・してないですよ・・・ね・・・。」と返事。すると「はい、でも妊娠したんです。」との事。
つまり胚移植するまでの間に自然妊娠した珍しいケースである。医師も「不思議だ。なんでこうなるんだ?」を幾度となく繰り返されたらしい。その後は、安定期にはいるまで、腰痛と安産の治療を継続。
通常、体外授精まで進む場合は、自然妊娠が殆ど期待できないと思われ、且つ採卵時にはhMGなどを投与し、卵巣が疲れているはずの次の周期で自然妊娠するのは、非常に珍しいケースである。
症例7・不妊症・Kさん・34才・公務員
不妊症治療歴3年。来院までにタイミング療法半年間、人工授精7回、体外授精2回(胚移植5回)。これまで一度も陽性反応無く、着床障害と考えられていた。鍼灸治療6ヶ月で、3回目の体外授精。最初の胚移植で妊娠陽性。この間、2ヶ月半、鍼灸治療中断。やや発育不良で流産。しかし、初めての妊娠で、一歩進んだ。次の胚移植の結果は是非とも良い結果になりますように。
症例8・不妊症・Tさん・38才・主婦
タイミング療法中に来院。しかしFSHが40以上と高く、年齢を考えると早い妊娠が望まれる。治療開始後、2回目の周期で妊娠確認。出来ることなら体調不良による流産だけは避けたいと14週まで治療を継続。中期に入って終了。
FSHがこの値で、この年齢で速やかに自然妊娠できたのは、素晴らしいことだと思う 。
症例9・不妊症・Hさん・28才・公務員
15才時に拒食症となり生理不順。拒食症は治ったが、生理不順は治らず。大学生の時は落ち着いていたが、就職活動から再び不順に。基礎体温は、形を為さないほどの乱れがあった。まだ年齢が若いので、焦る必要が無く、タイミング療法中であった。治療開始(下表1↑印)から、生理が徐々に形になる。治療期間3ヶ月、計17回で妊娠確認。試薬をお渡ししていたので、自宅で検査して陽性を確認。その時のメールは、、、
「いつもありがとうございます、Hです。
妊娠検査薬が陽性でしたのでご報告いたします。
火曜日に病院に行こうと思います。
今後ともよろしくお願いします。
病院は火曜日の夕方でもよいのでしょうか?
それとも朝行った方がよいですか?
びっくりしてあわてております。 」
と、本当に慌てている様子が微笑ましくもありました。もちろん、もう慌てることなく「都合の良い時に行ってください」とお返事差し上げ、産婦人科でしっかり胎嚢も確認して、めでたし、、、でした。
下表を見た頂いたらわかるように、鍼治療開始の前後で基礎体温が別人のように変化している。非常に速やかに治療効果があった例と言える。(表の向きが縦ですみません)

表1 表2(表1の続き)
症例10・不妊症・Kさん・34才・教師
6年前に結婚。すぐに妊娠するが子宮外妊娠で、左卵管を摘出。以降、不妊となり丸6年を経過して、来院。生理が30〜60日周期と乱れている。人工授精、体外授精にご主人の同意が得られず、タイミング療法を続けるしかない。しかしようやく体外授精をすることが出来た。二個の胚移植で多胎妊娠(二卵性双生児)。妊娠中は、様々な愁訴の緩和のために、中期まで通院。無事ご出産。赤ちゃんを見たご主人が「もう一人欲しいね」という変わりように、当方も驚いた。出産後は、赤ちゃん2人を連れて、肩こりなどでしばしば来院。多胎妊娠はリスクも大きく、必ずしも良いとは言えないが、移植した受精卵が2つとも成長したのは、子宮内環境が良かったのだろう。
体外授精までの治療期間が長い人の妊娠率は非常に高くなると感じている。それに比し、来院時に「もうすぐ体外授精ですので、治療に来ました」という場合は、効果がないわけではないが、それほど有意な差が出るのか、今後、データを整理したいと思っている。ちなみに、この方から以降4人連続して、体外授精が成功した。
症例11・不妊症・Kさん・29才・会社員
元々頸椎症でお越しになったが、不妊歴2年で、不妊治療を受け始めたとの事で、鍼灸を併用することになった。フーナーテスト陽性なので、人工授精を検討中。来院半年前に、チョコレート嚢腫で左右共に腹腔鏡手術を行っていた。その為に、年の割には早く不妊治療を開始しておられた。
初診から約4ヶ月、人工授精3回目で妊娠確認。子供が沢山欲しいので「一人目を早く」との事で、今回ダメだったら転院して体外授精を検討するとのことだったが、間に合って良かった。以後、流産の危険がある初期は治療継続。中期に入り治療終了となった
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症例12・不妊症・Hさん・28才・主婦
産婦人科で服薬やhMGの注射をしても、卵巣が全く反応せず、卵胞が作られない。そこで、鍼灸治療開始とhMG増量を行う。治療開始後、2回目の周期で卵胞が確認され、排卵誘発剤を使い人工授精を行い、なんといきなり多胎妊娠。はや2人の赤ちゃんを授かった。
この方は、鍼灸治療開始時に、hMGの量も増やしているので、鍼灸だけの効果とは言えないが、その前まで全く卵巣が反応していないわけだから、相乗効果であろうと思われる。
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症例13・不妊症・Hさん・32才・会社員
人工授精を10回くらい繰り返したが、妊娠に至らず。鍼治療開始からも、6回の人工授精で妊娠せず。そして初の体外授精で妊娠された。元々発育が悪かったのでやもすると、流産の危険があったが、なんとか持ちこたえた。鍼治療は、安定期にはいるまで継続した。
この方のように、 人工授精の段階から治療を開始し、そして数ヶ月の期間を経て体外授精する場合、それまでの鍼灸治療期間が長くなる。こういうケースでの体外授精の成功率は驚くほど高い。当院では、おそらく60〜70%と推測される。もう少し症例が増えれば、ここでお知らせしたいと思う。
以上、印象的な妊娠成功例をあげました。不妊治療はよく、出口の見えないトンネルなどと言われます。でも、1人でも多くの方とこの歓びを分かち合いたいと思っています。どうぞお気軽にご相談下さい。
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